2004年6月8日 報道発表


27回目を迎える世界最大の市民ビデオの祭典

第27回東京ビデオフェスティバル「TVF 2005」開催

〜誰もが個人として発信できる“個人メディアの時代”が到来〜




 日本ビクター(株)は、メッセージの発信、情報の伝達、芸術的表現の追求など多彩な可能性を持つビデオソフトの制作振興をめざし、第27回東京ビデオフェスティバル「TVF2005」を開催します。実施スケジュールは、6月10日(木)より作品募集を開始し、9月30日(木)に応募受付を締め切り、2005年2月19日(土)に東京・恵比寿ガーデンプレイス内「ザ・ガーデンホール」にて発表・表彰式を開催する予定です。

 東京ビデオフェスティバル(TVF)は“より多くの人が参加できる市民ビデオ映像の祭典”をコンセプトにビデオソフト制作の活性化と視聴機会の拡大による映像文化向上への貢献を目指しています。四半世紀以上にわたってTVF に寄せられた市民ビデオ映像作品はついに4万本を超えました。これらの作品は、時代を映す鏡として、貴重な映像アーカイブとなっています。昨年の作品の傾向としては、生活者である市民の視点を通して、地域や学校、家庭の中でのコミュニケーションをひろげようとする優れた作品が顕著になっています。

 27年目を迎える今回は、前回同様、中国・韓国をはじめとするアジア各国からの応募が一段と増加する事が予想され、さらに国際的なイベントとして定着してきています。デジタル技術の発達やインターネットの普及により、コミュニケーション手段が多様化する中で、マスメディアと違ったユニークな発想・手法を用いた作品や“私はこう考える”といった個人的メッセージ、社会問題など、幅広いテーマの作品を広く募集します。
 また昨年、家庭用ハイビジョンカメラ「GR-HD1」の発売を記念して創設した「ハイビジョンムービー賞」では、高画質映像時代にふさわしいハイビジョンの特性を活かした映像作品を併せて募集します。



「TVF2005」開催概要
1. 作品募集期間 2004年6月10日(木)〜 9月30日(木)
2. 募集作品 20分以内のビデオ作品。(ミニDV、VHS/S-VHS/D-VHS)
3. テーマ/題材 題材を問わず自由な作品を募集します。
“私はこう考える”といった個人的なメッセージ作品をはじめ新しい使い方、ユニークな活用、新しい用途など形式にとらわれない作品を歓迎します。
4. 審査委員
(敬称略)
大林宣彦(映画作家)、小林はくどう(ビデオ作家、成安造形大学教授)、佐藤博昭 (ビデオ作家、日本工学院専門学校教員)、椎名 誠(作家)、羽仁 進(映画監督)、北見雅則(日本ビクター(株)カムコーダーカテゴリー長)
5.
ビデオ大賞(1作品) 賞状、賞金50万円(優秀作品賞賞金含む)、TVFトロフィー
副賞:ビクターデジタルハイビジョンムービー
日本ビクター大賞(1作品) 賞状、賞金40万円(優秀作品賞賞金含む)、TVFトロフィー
副賞:ビクターデジタルハイビジョンムービー
優秀作品賞(30作品) 賞状、賞金10万円
佳作(70作品) 賞状、楯

※「ビデオ大賞」、「日本ビクター大賞」は「優秀作品賞」30作品の中から選考されます。

ハイビジョンムービー賞(1作品)
ピープル賞(3作品)

※「ハイビジョンムービー賞」はハイビジョンの特性を活かした優秀な作品に贈られ、「優秀作品賞」と「佳作」を合わせた100 作品の中から選出されます。
※「ピープル賞」は、「優秀作品賞」30 作品の中から当社ホームページで一般投票により選出されます。



6. 発表・表彰式 2005年2月19日(土) 東京恵比寿ガーデンプレイス内「ザ・ガーデンホール」にて開催予定。
7. 優秀作品の公開上映 発表・表彰式に先立ち、優秀作品公開上映会(1月中旬から新橋ビクタービルにて)及び当社ホームページにて公開予定。
8. 作品送付先/お問い合わせ先 日本ビクター(株)東京ビデオフェスティバル事務局
〒105-0004 東京都港区新橋1-7-1 ビクタービル3F
Tel.03-3289-2815 Fax.03-3289-2819
E-mail:jvc-tvf1@mb.kcom.ne.jp
http://www.victor.co.jp/tvf/

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<東京ビデオフェスティバル(TVF)について>
東京ビデオフェスティバル(TVF)は家庭用ビデオのソフト制作普及を主な目的として、1978年より毎年開催しているもので、前回(「TVF2004」)では世界の36の国や地域より過去最高の2,881本の作品が寄せられました。又、これまでの応募作品の累積数は4万本を超し、世界最大の市民ビデオの祭典として、ビデオ愛好家のみならず、広い範囲に親しまれており、個人メディアならではの優れた市民ビデオ作品を生み出すとともに、多くの映像作家を輩出しています。



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※:このページの内容は、報道発表日時点の情報です。その後、内容に変更が生じる可能性があります。



この件に対するお問い合わせ先

日本ビクター(株) 広報室 03-3289-2813


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