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2006年10月11日 報道発表

日本ビクターが開発したVHSビデオが

権威ある「IEEEマイルストーン」に認定


〜1976年の商品化から、30周年の節目に〜





 日本ビクター(株)が開発したVHS方式の家庭用ビデオが、世界最大の電気・電子技術者団体であるIEEE※1より、権威ある「IEEEマイルストーン」※2に認定されました。これは、優れた基本設計と独自の発明による高い技術力、互換性保持により、VHSビデオが家庭用VTRの世界規格になった点が総合的に認められたものです。

 「IEEE マイルストーン」は、電気・電子技術およびその関連分野において、歴史的に著しい業績を残し、社会に大きく貢献した事象を顕彰するもので、1983年に制定されて以来、世界中で70余りのマイルストーンが認定されています。
 日本での認定は今回のVHSビデオが6件目であり、音響映像分野では初めての受賞となります。

 VHSビデオは1976年の9月9日に初号機を発表以来、今年で30周年を迎えましたが、この間世界市場に向けて生産されたVHSビデオの累計台数は9億台以上にのぼります。そして現在もなお、DVDレコーダーの3in1タイプ等複合機としてのVHS搭載商品は欠かせぬラインアップとなっています。

 なお、今回IEEEより贈呈される「IEEEマイルストーン」の記念の銘板は、当社の商品開発・技術拠点であるテクノウィングに常設展示します。



VHS初号機(1976年発売)と「IEEE マイルストーン」銘板


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 日本ビクターが、長時間録画、小型軽量、規格の互換性保持、生産性の高さなども含め、将来の家庭用VTRに求められるニーズの徹底追求に基づいて開発したVHSビデオは、世界中の消費者に広く受け入れられ、やがて家庭用ビデオにおける世界のディファクトスタンダード(事実上の標準規格)となりました。
 VHSビデオは、テレビ番組のタイムシフト視聴により生活時間の自由度を大きく広げただけでなく、家庭での映画ソフト鑑賞や、ビデオカメラによる撮影・コミュニケーションを実現し、エレクトロニクス産業や、映画をはじめとする映像エンターテインメント産業、教育、芸術などさまざまな分野に大きな影響を与えました。
 また、今でもVHSのライセンス生産に関する新規契約の申し込みが相次いでおり、これは世界中の家庭に深く定着したVHSの録画再生機能と、これまでに蓄積されてきた膨大なVHS映像資産の再生機能のニーズが今でも根強いことの証しです。
 一方、VHSはポータブルビデオとビデオカメラに始まる“撮るビデオ”の分野においても、これを先導し、今日のハードディスク、DVD等の新しいメディアによるムービー市場につながっています。
 
※1: IEEE(正式名称:The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)
アメリカに本部のある世界最大の電気・電子技術者による非営利団体組織(学会)であり、「アイ・トリプル・イー」と称されています。世界150ヵ国以上で36万人以上の会員を擁し、コンピュータ、電子、通信、電力、航空、バイオなどにおいて先進的な取り組みがなされ、それぞれの分野で指導的な役割を担っています。 現在、39の専門部会があり、国際会議の開催、論文誌の発行、標準化などの活動を行っています。 日本には東京、関西など9支部があり、約1万3千人の会員が所属しています。
※2: IEEE マイルストーン
IEEEが、電気・電子技術およびその関連分野において、社会に貢献した重要な歴史的偉業を称えるために1983年に制定し、認定するものです。これまでボルタ電池やフレミングの二極管など世界で70件以上のマイルストーンが認定されています。日本では、これまでに八木アンテナ(1995年)、富士山レーダー(2000年)、東海道新幹線(2000年)、セイコークオーツ(2004年)、シャープの電卓(2005年)の5件が認定されており、当社のVHSが6件目になります。


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※:このページの内容は、報道発表日時点の情報です。その後、内容に変更が生じる可能性があります。



この件に対するお問い合わせ先

日本ビクター(株) コーポレート コミュニケーション部 広報グループ  045-450-2951


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