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LT-37LC805 LT-32LC805

2007年8月30日 報道発表

新開発「フルハイビジョン倍速液晶ドライバー」搭載により、残像感を大幅に低減
地上・BS・110度CS デジタルハイビジョン液晶テレビ
「LT-37LC205」「LT-32LC205」

~映像処理能力を飛躍的に向上させた、新開発の高画質エンジン「倍速GENESSA」を搭載~



「LT-37LC205」
「LT-32LC205」


 日本ビクター(株)は、倍速120コマ表示により、動きの速い映像でも“残像感をおさえたクッキリしたハイビジョン映像”が楽しめる、地上・BS・110 度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ“ハイビジョン倍速液晶EXE(エグゼ)”「LT-37/32LC205」を9月中旬より順次発売します。本機は、フルハイビジョン倍速対応の新開発ドライバーにより“倍速120コマ映像”の予測生成アルゴリズムを一段と高性能化させるとともに、画像処理能力を飛躍的に向上させた高画質エンジン「倍速GENESSA(ジェネッサ)」を搭載し、1秒あたり120コマ(通常の2 倍のコマ数)の最適ハイビジョン映像(W-XGA)を実現します。

品名 シリーズ名 サイズ 型名 主な特長 希望小売
価格(税込)
発売時期 月産台数
地上・BS・110 度CS
デジタルハイビジョン
液晶テレビ
エグゼ 37V型
LT-37LC205
「フルハイビジョン倍速
液晶ドライバー」搭載、
“映像知能”「倍速GENESSA」搭載
オープン価格 10月中旬 合計
25,000台
32V型
LT-32LC205
9月中旬


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主な特長

1.動きに強いハイビジョン映像(W-XGA)を実現する、新開発「フルハイビジョン倍速液晶ドライバー」を搭載

通常1秒間に60フレーム(コマ)で構成されている映像に対して、フルハイビジョン倍速対応の新開発ドライバーが独自の「高精度動き予測アルゴリズム」により、従来比5倍の周辺画像情報を分析し、通常の2倍にあたる120コマの最適ハイビジョン映像(W-XGA)を表示します。これにより、液晶の残像感の原因である「ホールド表示時間」を半減させ、スポーツ番組や文字テロップなど動きの速い映像もくっきり、リアルに再現します。

<「フルハイビジョン倍速液晶ドライバー」効果イメージ>

2.画像処理能力を飛躍的に向上させた高画質エンジン「倍速GENESSA」搭載

当社が開発し、臨場感あふれる高画質映像再現が高い評価を得ているCPU搭載映像処理専用LSI“映像知能”「GENESSA」。そのCPUの処理能力を飛躍的に向上させるとともに、画像の特徴検出精度をアップ。これにより、シーンに応じた映像最適化能力が大幅に向上し、通常の2倍にあたる120コマ/ 秒の最適ハイビジョン映像(W-XGA)を創造します。また、「倍速ジェネッサ」が映像シーンの輝度情報を細かく分析して「バックライト制御」を行うため、暗部の深い黒を引き締めながら最適なコントラストで“メリハリの効いた立体感のある映像”を再現します。


3.快適な視聴機能、簡単・便利な操作サポート機能を搭載

  1. ワンランク上の音場を実現する「MaxxAudio(マックスオーディオ)※1」採用
  2. ボタンひとつで、映像内容や明るさに応じて好みの画質と音質を設定できる「明/暗ボタン」
  3. 操作の方法や機能の内容がテレビ画面で確認できる「お助けガイド※2」搭載
  4. 聞きやすい声で操作をサポートする「音声案内」機能搭載
  5. ニュースやセリフが聞き取りやすい 新“テレビ「きき楽」”機能搭載
  6. 映像に、より集中できるスリムフレームデザイン

(※1…「MaxxAudio®」はWaves 社の特許です。「MaxxAudio®」はWaves 社の登録商標です。)
(※2… 「お助けガイド」は株式会社カナックから「使いかたナビ®」の技術供給を受けています。)


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企画意図

 これまでに当社は、“動きの速い映像で感じるボヤケを軽減し、クッキリとした映像を再現する”液晶テレビとして、2005年10月、世界で初めて“1秒あたり120 コマ駆動”を実現した「倍速液晶パネル」搭載液晶テレビ(37V型「LT-37LC70」)を発売。以降、当社は、液晶テレビが苦手とする“動画応答性”を大幅に改善することで、「液晶テレビの新ジャンルを確立した」との高い評価を得ています。
 今回発売する液晶テレビ2モデル「LT-37/32LC205」には、フルハイビジョン倍速対応の新開発ドライバーによる倍速120コマ映像「予測生成アルゴリズム」を一段と高性能化させるとともに、画像処理能力を飛躍的に向上させた高画質エンジン「倍速GENESSA(ジェネッサ)」を搭載。14bit処理により、通常の2倍にあたる1秒あたり120フレーム(コマ)の最適ハイビジョン映像(W-XGA)を再現します。
 また、画面映像の迫力にふさわしい音場を再生する「MaxxAudio(マックスオーディオ)」機能の搭載により、ワンランク上の高画質・高音質を実現しました。加えて、“人にやさしい簡単・便利機能”も強化し、2011年の地上アナログ放送停波(予定)に向けて買い替え需要の拡大が見込まれる中、お客様のさまざまなニーズに対応していきます。


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快適な視聴機能の詳細について

1.ワンランク上の音場を実現する「MaxxAudio※1(マックスオーディオ)」搭載

DVD ソフトに記録されている重低音を再現するために、音響心理学に基づき倍音の強さを演算し、低域の音質を向上させる「MaxxBass(マックスベース)」に加え、 プロオーディオで培われた技術を基にし、より質の高い音場再現を可能とした「MaxxAudio(マックスオーディオ)」を採用。また、独自の「オブリコーンスピーカー」を搭載。重低音から高音までトータルの音質を向上させ、ワンランク上の音場を実現します。


2.視聴環境に応じて音と映像をワンボタンで設定可能。大画面の楽しさを広げる「明/暗ボタン」

映像を見る部屋の明るさ(明るい部屋や暗い部屋)と、映像ソフトの内容(ドラマ・ニュース・スポーツ・映画など)に応じてボタンひとつの操作で、最適な画質と音質の同時設定(5モード※3)が可能です。(※3…5つのモードの種類:テレビ・シネマ・シアタークール・シアターウォーム・ダイナミック)
 たとえば

  • 「テレビ」モード: ドラマやニュースなど、明るい部屋での普段の視聴におすすめです。
  • 「シネマ」モード: 明るい部屋でアクション映画を観るのに最適。迫力の音声で楽しめます。
  • 「シアターウォーム」モード: 照明を暗くした部屋で、映画を楽しむ映画鑑賞に適したモードです。

 また、ダイレクトボタンをリモコン中央に配置し、ワンタッチで手軽に操作することができます。


3.操作方法や機能の内容がテレビ画面で確認できる「お助けガイド」搭載

  • 取扱説明書を開かなくても、“知りたいこと”や“やりたいこと”を画面を見ながらリモコン操作で確認できる便利機能です。
  • テレビ本体に操作・機能に関するデータベースを内蔵し、ユーザーの「理解度」に応じて設定できます。基本的な操作は「使いかた入門」で確認でき、この操作は音声案内でサポートします。
  • 操作に迷ったときや、操作の方法が分からなくなったときは「お助けボタン」を使い、さらに「知りたい・操作したい」場合は、「目次から探す」/「用語から探す」などの使い方ができます。

4.聞きやすい声で操作をサポートする「音声案内」機能搭載

  1. 「設置設定ウイザード」
    お買い上げ設定ウイザード、簡単設置ウイザードといった「設置設定」を画面表示に加え、新たに音声でもサポートします。これにより、複雑なデジタルテレビの初期設定も簡単に行うことができます。
  2. 「リモコンガイド」
    リモコンのボタンの「操作・機能」を人の声による音声で説明する機能を開発し、搭載しました。操作に迷ったときやボタンの機能を知りたいときに、取扱説明書を探さなくても、その機能を音声と画面表示で確認できる便利な機能です。

5.ニュースやセリフが聞き取りやすい、“新テレビ「きき楽」”機能搭載

  1. 「はっきりステレオ」
    左右の音声を独立に処理することにより、“広がりのある自然な音場“で再生します。
  2. 「ひっそり」モード
    高域と低域をカットし“小音量でも人の声がはっきり聞こえる”ため、深夜の視聴に最適です。
  3. 「ゆっくりトーク」※4
    音声をリアルタイムで信号処理し、実際の時間を変えずに“ゆっくりとした速さ”で聞くことができます。話し始めの速度を落とし、徐々に実際の速度に戻す独自の処理により、話し手が意識的にゆっくりと話しているような自然な話速変換を実現しました。

(※4…NHK 放送技術研究所の技術協力を得て商品化しました。)


6.映像を際立たせる「スリムフレームデザイン」を採用

スリムなフレームと、光沢仕上げのブラックフォルムにより、大画面映像をさらに際立たせるとともに、スピーカーをパネル下部に配置することで、コンパクトなデザインを実現しました。


7.目にやさしく、しかも省電力の「エコセンサー」を搭載

エコセンサー

部屋の明るさに合わせ画面の明るさを自動調整する「EEセンサー」と、明るいシーンが多い時には自動的にピクチャーを絞り、まぶしさを抑える「オートピクチャー」を統合。暗い場面でも明るい場面でも目にやさしく、さらに消費電力も抑える機能です。


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その他の主な特長

1.デジタルインターフェイス「HDMI端子」3系統搭載※5

1本のケーブルでデジタル映像信号/音声信号をダイレクトに伝送可能なデジタルオーディオ/ビデオの新規格「HDMI端子」を搭載。高画質・高音質のまま、デジタルコンテンツが楽しめます。

(※5…HDMI(High-Definition Multimedia Interface):次世代デジタルオーディオ/ビデオインターフェース規格。対応機器とケーブル1本の接続で劣化のない非圧縮デジタル映像とマルチチャンネル音声の伝送が可能です。)


2.DLNA 対応(Digital Living Network Alliance)

家庭内のLANを用いてDLNA対応機器と接続する事で、リビングにあるレコーダーに録りためた映像コンテンツを別の部屋で視聴したり、PCに保存してある写真を大画面で楽しむことができます。

*デジタルメディアプレーヤーとして、DLNAの認証機関による認定を取得。


3.地上・BS・110度CSデジタル、地上アナログ放送対応「テレビ番組ガイド」※6搭載により、見たい番組の検索など、使い勝手が大幅に向上

3・6・9 チャンネル分のチャンネル表示など、使い勝手を向上させました。

(※6…「電子番組表は、米Gemstar-TV Guide International, Inc. が開発した「Gガイド」☆を採用しています。」)
 ☆:『Gガイド』は、Gemstar-TV Guide International, Inc. が知的財産権を保有する電子番組表(EPG)技術『G-GUIDE』をベースに株式会社インタラクティブ・プログラム・ガイド(IPG社)がサービス開発し、BS-i(株式会社ビーエス・アイ)と提携して日本国内で運用する電子番組表(EPG)で、現在地上波アナログ/ デジタル、BSアナログ/ デジタル、110度CSデジタル放送全てをカバーし、全国で展開しています。Gガイド、G-GUIDE、Gガイドロゴ、Gコード、G-CODE、およびGコードロゴは、米 Gemstar-TV Guide International, Inc.またはその関連会社の日本国内における登録商標です。)


4.大きなボタン、大きな文字で使いやすさを一段と向上させた「新リモコン」

使用頻度の高いボタンを大型化するとともに、文字の表示も大きくしました。さらに発信部を2個搭載することで、リモコンを斜めに持った状態でも操作ができるなど、操作性を一段と向上させました。


5.SDカードに記録した静止画(JPEG)を表示する「SDメモリーカードスロット」装備※7

(※7…表示できる画像はJPEG形式(DCF準拠)で保存された画像に限ります。)


6 . テレビをもっと楽しむためのネット・サービス「アクトビラ」※8に対応

acTVila

便利な生活関連サービスをテレビのリモコン操作ひとつで簡単に楽しめます。

[※8…「アクトビラ」ご利用についてのご注意]「アクトビラ」のご利用には、(ADSL、FTTH、CATV 等の)ブロードバンド接続環境が必要です。また、プロバイダーや回線事業者との契約・使用料が別途必要となります。「アクトビラ」の利用条件については別途「アクトビラ」のサービス内にてご確認のうえご利用ください。「アクトビラベーシック」は、静止画+文字によるデジタルテレビ向けの情報提供サービス。「アクトビラビデオ」はご利用いただけません。[acTVila]マーク、[acTVila]および「acTVila」、「アクトビラ」は、テレビポータルサービス(株)の商標です。 (アクトビラに関する詳細は: URL:http://actvila.jp/


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主な仕様

型名
「LT-37LC205」 「LT-32LC205」
使用電源 AC100V (50/60Hz)
表示部サイズ
(幅×高さ×対角)
37 V 型
(82.2cm × 46.3cm × 94.0cm)
32 V 型
(70.0cm × 39.4cm × 81.3cm)
表示画素数 約314 万ドット
(水平1,366 ドット×垂直768 ドット× RGB3)
パネル輝度
(LCD モジュールのMAX 値)
500cd/ ㎡
外形寸法(スタンドなし)(幅×高さ×奥行き)
91.9cm × 60.4cm × 12.1cm 80.0cm × 54.5cm × 13.1cm
外形寸法(スタンドあり)(幅×高さ×奥行き) 91.9cm × 65.2cm × 31.2cm 80.0cm × 59.2cm × 24.4cm
質量(テレビスタンド含む) 19.7kg( 22.9kg ) 14.8kg( 16.7kg )
消費電力 187W(リモコン待機時:0.2 W) 169W(リモコン待機時:0.2W)
年間消費電力量 162kWh/ 年 147kWh/ 年
総合音声出力 10W+10W
受信チャンネル VHF:1 ~ 12ch、UHF:13 ~ 62ch、CATV:C13 ~ C38
地上デジタル:000 ~ 999ch (CATV パススルー対応)
BS デジタル:000 ~ 999ch、110 度CS デジタル:000 ~ 999ch
入出力端子 HDMI 入力 3 系統3 端子
D4 入力 1 系統1 端子
コンポーネント入力 1 系統1 端子
ビデオ入力 3 系統3 端子
LAN 端子 100 BASE-TX/10 BASE-T × 1
光デジタル音声出力 1 系統1 端子(AAC/2ch リニアPCM)
その他の端子 モニター出力端子、電話回線(2400 bps)、ヘッドホン端子

* HDMI(High-Definition Multimedia Interface)とHDMIは、HDMI Licensing, LLC の商標です。


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関連情報

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[2007年08月30日]