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“XDCAM EX”ファイル形式と「SxS(エス・バイ・エス)メモリーカード」を採用

2008年9月16日 報道発表

業務用ビデオカメラビジネス拡大のため、新たにメモリーカード方式の採用を決定
“XDCAM EX”※1ファイル形式と
「SxS(エス・バイ・エス)メモリーカード」※2を採用
~関連システム商品第一弾として、SxSメモリーカードレコーダー「KA-MR100G」を来春発売~


SxSメモリーカードレコーダー「KA-MR100G」
SxSメモリーカードレコーダー「KA-MR100G」と
「GY-HD250」シリーズとの装着例

 日本ビクター(株)は、業務用ビデオカメラビジネス拡大のため、ソニー(株)の業務用ビデオカメラ“XDCAM EX”※1シリーズと互換性のあるファイル形式を採用※3することを決定しました。また、新たに業務用ビデオカメラ向け小型フラッシュメモリーである「SxS(エス・バイ・エス)メモリーカード」※2を採用し、今後これらを搭載した業務用ビデオカメラレコーダー、およびその関連システムを順次、市場に導入します。

 その商品第一弾として、当社は来春より、SxSメモリーカードレコーダー「KA-MR100G」を発売します。
これは当社のビデオテープ方式の業務用ビデオカメラレコーダー「GY-HD200/250」シリーズ(海外専用モデル)にアダプターとして取り付けることができ、内部に装着した「SxSメモリーカード」にHD映像と音声信号を、“XDCAM EX”シリーズと互換を持つファイル形式で記録・再生できるモデルです。

 業務用ビデオカメラ分野においては、映像のHigh Definition(HD)化にともない、業務用映像製作システムにおける効率的な編集ワークフロー構築を主な目的として、高速データ通信性能と高い信頼性を保有するメモリーカードを記録媒体に用いる商品が市場導入されています。当社はこれまで記録媒体にビデオテープを用いる業務用ビデオカメラレコーダーを事業展開してきましたが、こうした市場環境の変化に対応して業務用カムコーダービジネスをさらに拡大させるため、テープ方式に加えて今回新たにメモリーカード方式の採用を決定しました。
 当社は今後、“XDCAM EX”と互換を持つファイル形式と「SxSメモリーカード」を、業務用ビデオカメラレコーダーおよび関連システムに搭載することにより、HD編集時において、より高速で快適なワークフローを提供していきます。


※1:“XDCAM EX”…「SxSメモリーカード」を記録媒体とする、ソニー(株)の業務用ビデオカメラシリーズの名称で、MPEG-2Long GOP圧縮を採用。
※2:「SxSメモリーカード」(ソニー(株)とサンディスクコーポレーションが共同開発)…従来のPCカード規格より小型で、PC業界での普及が急速に進みつつあるExpressCard 規格に準拠し、高速な"PCI Express" インターフェースを採用した業務用ビデオカメラ向け小型フラッシュメモリーカード。容量16GBの「SxSメモリーカード」に、最大約70分のHD映像が記録可能。
※3:“XDCAM EX”シリーズと互換性のあるファイル形式の採用にあたっては、ソニー(株)からのライセンス供与を受けています。
*文中に記載されている商標、ブランド名は、一般に各社の商標または登録商標です。


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[2008年09月16日]