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当社カメラ&プロジェクターが フルハイビジョンの4倍の超高精細全天周映像をライブ上映

2009年12月16日 報道発表


コンピュータグラフィックス業界の国際展示会 「シーグラフ アジア 2009」

日本ビクターのカメラ&プロジェクターが
フルハイビジョンの4倍の超高精細全天周映像を
ライブ上映



 JVC・ケンウッド・ホールディングスのグループ会社である日本ビクター(以下、当社)が世界で初めて※1開発した、フルハイビジョンの4倍以上の超高精細映像撮影用ビデオカメラと高精細プロジェクターが、12月17日から12月19日までパシフィコ横浜で開催されるコンピュータグラフィックス業界の国際展示会 「シーグラフ アジア 2009」※2において、慶應義塾大学が実施する「Networked Dome Theater」※3で、撮影用カメラおよび上映用プロジェクターとして活躍します。

 本上映において使用される当社の超高精細映像撮影用ビデオカメラは「4K2K 60P 単板カメラ」(本年5月12日報道発表)で、フルハイビジョンの約4倍にあたる4K(水平3840×垂直2160画素=829 万画素)の超高精細映像を毎秒60フレームでリアルタイムに出力できる、世界で初めてのカメラです。このカメラに、本年7月22日に実施した「世界初※4の“皆既日食4K超高精細全天映像ライブ伝送上映”」と同じく、和歌山大学と共同開発した190度魚眼レンズを搭載して大阪・朝日放送ビルよりライブ中継を行います。また、4K上映用プロジェクターは、約1000万画素(4096×2400画素)のD-ILA プロジェクター「DLA-SH4K」(2007年11月19日報道発表)で、当社の高精細映像技術が、本上映を強力にサポートします。

 本上映は、慶應義塾大学が、「シーグラフ アジア 2009」の慶應義塾大学ブース内に設置した直径9メートルのドームに、大阪・朝日放送に設置した“190度魚眼レンズ搭載「4K2K 60P 単板カメラ」”で撮影した4K超高精細全天映像を中継し、遠隔地からの映像を高臨場体感・体験して超臨場感技術に親しむ機会を提供するものです。また、中継映像のほかにも、4K超高精細映像で撮影した、奄美大島での皆既日食の映像や沖縄の美しい映像なども上映します。さらに音の面でも、ドーム・サラウンド音響により、“音の臨場感”も体験できます。

 当社は、1996年からハイビジョン解像度を超える次世代高精細映像システムの開発に着手し、これまでに独立行政法人情報通信研究機構(NICT)と共同で4K超高精細映像基盤技術を世界に先駆けて完成しました。また、NHKが開発した「スーパーハイビジョン8K4K システム」への当社製プロジェクターの採用提案の推進、「デジタルシネマイニシアティブ(DCI)」の4K2Kスペックの規格化や「世界初※4の“皆既日食4K超高精細全天映像ライブ伝送上映”」への協力などを行っており、今後も、国内外での次世代高精細映像システムの研究や取り組みに積極的に参加していきます。

※1:2009年12月16日現在、当社調べ。
※2:カンファレンスは12月16日から開催。
※3:本上映見学のためには入場料として、ベーシックカンファレンス以上の 登録が必要です(当日券で\7,300)。会場はExhibition Hall Bです。
※4:2009年7月16日現在、当社調べ。

「4K2K 60P 単板カメラ」
(右は190度魚眼レンズを搭載して
全天周映像撮影する時のイメージ)
D-ILA プロジェクター
「DLA-SH4K」

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[2009年12月16日]